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先日、ウェディングドレスのオーダーをいただいた。
トントン拍子でご結婚が決まられたということでドレスの資料を取り寄せられて、いろいろ探していらっしゃったようだ。
そこに載っていたのは、フリフリのプリンセス系のウェディングドレスばかり。
きっと、世間一般的にはそのようなキュートで可愛いドレスが人気なのだろう。
今年はアメリカンスリーブのドレスも人気だとか。
でもいらっしゃったお客様はできればシンプルに。。。というご希望で。しかし、そこにはご希望されるシンプルなドレスはなく、、、
事前にお電話をいただいていたのだが、お話を聞いてからでないとオーダーをお受けできるか分からなかったのでご来店いただいた。
いろいろとお話をお聞きすると、本当にシンプルなドレスがご希望のようで
取り寄せていた何タイプかの生地と共にデザインの打ち合わせをした。
生地もウェディングドレスによく使う生地から少し個性的な生地まで見ていただいた。
なんとなく、打ち合わせをしているとドレスの対する疑問が湧いた。
『結婚式の時に着たドレスはその後どうされているのだろうか?』
レンタルであれば、手元に残らないが、オーダーされたドレスは箱に入ったまま、何年も眠っているのだろうか?
『どうしてシンプルなドレスがないのか?』
20代だと人気のプリンセスのようなフリフリのドレスで結婚式、、、が夢なのだろうか。
30代になっても一生に一度だから、、、とプリンセスのドレスを着て結婚式をされる方も多いのだろう。
でも今回のオーダーをお聞きしていると、シンプルなスタイルで、でも生地にはこだわって誰も着たことのない、
「大人の女性のためのウェディングドレス」がご希望。
「大人の女性のためのウェディングドレス」って意外とないのかもしれない、と思った。
あんなに数をたくさん持っているドレス屋さんでもないというのは、人気がないからだと思うけど、
でもきっともっとシンプルで美しいドレスがあれば、、、と思っている人も少なくないのではないか、と思う。
今回ご提案したのはご希望通りのシンプルでこだわり生地を使ったウェディングドレス。
そして、もうひとつご提案したのは、「結婚式が終わられても着ていただけるドレス」。
これは、ちょっと他にはないのでは?
お仕事をなさっている方で、お聞きするとご結婚させてもお仕事を続けられるということだったので、
「トップス&スカート」という形でドレスを作ることをご提案。
この「トップス&スカート」という型だけでは、割とありそうな感じだが、
「トップス」はジャケットのインナーとして着ていただけるノースリーブブラウスのような感じにすることに。
胸のラインを綺麗に見せるためにカーブを描いた明きラインで華やかなイメージになるように。
この「トップス」はジャケットインした時に、綺麗なカーブの胸ラインがさらに美しく見えるようにデザインする。
「スカート」はふんわりしたタイプではなくて、ふわっとした感じに。
(このイメージはちょっと難しいので、仮縫いが大切!!!)
トレーンも教会を引きずるほど長くなく、品のある長さにすることに。
それでも「スカート」はトレーンを含めるとかなりのメーター数の生地を使うことになる。
今回の生地はウェディングドレスを扱っているところでは使わないような生地なので
お式が終わってからその「スカート」部分をシャツに仕立て直して着ていただこうと思っている。
きっと素敵なシャツが出来上がるはず!
こうすることで、普段の生活の中にもウェディングドレスの名残りがある、、、ってちょっと素敵じゃない?
素敵なパートナーを見つけられてのご結婚式。
いつまでも幸せであって欲しいという願いを込めて、結婚式だけのためのドレスではなく、
その後に続く生活の中にもいつも結婚式の時の感動と幸せとが一緒であり続けられるように今回のドレスをご提案。
旦那様になられる方のご了解もいただき、素敵な時間が始まりました。。。
どんな素敵な花嫁さんになるのかしら。私も今から楽しみ〜
どうぞ、ウェディングドレスの出来上がりをお楽しみに!
(
次回につづく) |
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