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サンタクロースって信じていますか?
小さな頃、まだサンタクロースがやってくるのを待っていた頃、
煙突のない自分の家にどうやってくるのか?と真剣に考えたことがありました。
私は、普通の平家の日本家屋に住んでいました。
物心ついた時には、私の家に来るサンタクロースはプレゼントをどこに置くのか、
悩んでいるのではないか?と心配でした。
その家はガラガラっと開く開き戸の玄関でした。
暖炉もなければ、煙突なんてありません。
玄関先に丁度一人くらい座れるベンチのようなものが置いてありました。
それはなぜそこにあったのか、何のために置いてあったのか、今では誰も覚えていないのですが、
きっと家に帰って来た時に鍵を開けるために、荷物をまず降ろす場所として使っていたような記憶があるのみです。
そう、そうなんです。何か物を置こうとするとそのベンチしかなかったのです。
あるクリスマスの日の朝。
サンタのオジサンがそのベンチにプレゼントを置いているのを見つけました。
煙突がなくてもサンタのオジサンは来てくれるんだ!と喜んだ瞬間でした。
あれから、何回クリスマスを迎えたことでしょう。
サンタのオジサンは両親から恋人に変わり、そして家族に変わって・・・
ロマンティックな夜は毎年、全ての人にやってきます。
そう、ロマンティックなクリスマスの夜・・・
きっと、サンタのオジサンも夢をいっぱい詰めたおおきな袋を下げて世界中を駆け回っている頃・・・
今年のクリスマスの夜、私は心斎橋にいました。
本町はまだ人の気配も少なくて、ちょっと寂しいくらいだったのですが、
中央大通りを越えて南船場の交差点を越えた頃から
御堂筋の左右の路にはブランドのSHOPが並び始めます。
その辺りから街行く人が増え始めます。
その人の波は御堂筋と長堀通りの交差点北東にある「ルイ ヴィトン」へ吸い込まれて行きます。
普段も人が多いこの店内に今日はどれだけの人がいるのでしょうか?
幸せ色したカップルが、真剣に商品を眺めています。
どれにするか悩んでいるカップルのとなりに、この時とばかりにお目当ての商品をプレゼントしてもらって喜んでいる
可愛い女性もいて、そこはあったかい空気がいっぱいでした。
ちょっと間違えばまるでSALEでもしているかのような人、人、人なんですけど。
見ると「お渡し列」という札を見つけてびっくり!
さて、長堀通りを越えると「シャネル」、「クリスチャン ディオール」が続きます。
今年の「シャネル」秋冬のコレクションは大人の女性向きの商品が多かったように思うので
可愛いお嬢様方には、ちょっと着こなしが難しかったのでは・・・
商品を選ぶというより眺めて歩くカップルが目立ったように思えました。
同じように「クリスチャン ディオール」もすっきりした店内。
あれほどBAGの予約待ちが数カ月という現象を巻き起こしたブランドもブームの嵐が終わり
いつもの静けさを取り戻したのでしょう。
本来高級ブランドの店内とはこうあるべきか?なんともビミョーな感じですが・・・
そして「ルイ ヴィン」のような混雑したもうひとつのSHOPを発見!
それは、「ティファニー」。
カップルでガラスケースを真剣に覗き込む姿が、ちょっと可愛くもありました。
どのショーケースにもカップルがいて、幸せな時間を過ごしていました。
実は、プレゼントっていうのは選んでいる時が一番幸せな気がします。
この箱を開けた時にどんな顔をするんだろう?これを着たらどんなに素敵だろう?とか、
ドキドキ感がプレゼント選ぶ時からあげる時まで続きます。
どんな風にあげようか?とそのシナリオを考え始めます。そんな時間はその時だけの幸せな時間です。
ショーケース越しに商品を一緒に選んでいるカップルたちにとっても、その瞬間が一番素敵な時間のはずです。
プレゼントされたものを見るたびに、その時間にタイムスリップするはず。
その時の空気、音楽、匂い、そして大切な人の笑顔。
余裕があったら、まわりにいた他のカップルのことなんかも覚えているかもしれませんね。
私の欲しかったリングと同じものを先に買われたから、違うのにしちゃった!とか。
欲しいものとプレゼントしてくれる人の懐具合をちょっと気にしながら商品を選んでいるカップルも可愛いですね。
とはいえ、素敵な時間と素敵なプレゼントをGETできたクリスマスの夜はお誕生日の次くらいに笑顔になれる日かも・・・
キラキラ輝く恋人たちの夜はこれからまだまだ続きそうです。
私はといえば、やっぱりオーディンと一緒にイルミネーションを楽しみに南港へ。
大阪市が所有する帆船「あこがれ」のクリスマスイルミネーションを見に行って来ました。
船の大好きなオーディンは、おおはしゃぎ!ひとりでどんどんかけて行きます。
見ると私と間違えて他の人の方へ行ってます。(これってよくあることでおっちょこちょいのオーディン!)
「オーディン、間違ってるよ〜」と叫ぶと一瞬止まり、恥ずかしそうに引き返したところから一瞬影が消えたと思った瞬間、
『ザバーン!!!』と大きな音が!と同時に「犬が落ちた!」と叫ぶ人が!!!
「オーディ〜ン!!!」
黒い大理石の噴水から溺れたようにそこから上がってきたのは、プルプルと震えた小さな子犬でした。
「オーディン!」
クリスマスのオチがついた瞬間でした。
それにしてもホント、オーディンらしくて心配もそこそこに大笑い!(ごめんね、オーディン!)
あの日はホントに寒くってプルプルしているオーディンのタオルを取りに駐車場まで猛ダッシュ!死ぬかと思いました。
びしょぬれのオーディンを心配してずっと側にいてくれたトイプードルのチョコちゃんとそのママたちのファミリーには感謝感謝でした。
ホントの幸せってもしかすると近いところにあるのかもしれませんね。
いつもは近すぎてわからないことや見えないものが、この時に見えたりする・・・
きっとそれこそが、サンタのオジサンのあの大きな袋から飛び出した贈り物なのではないでしょうか?
さあ、今年ももうわずか。
2005年にサヨナラする前に忘れ物がないかまわりを見渡してみましょうね。
以外と近くに大切なものの見落としを発見してしまうかも?
(
次回につづく) |
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